TOF備忘録

日頃のこんな私事があったを伝えたい。

Amazonで¥381のスニーカーを買ってみた。

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 Amazonで何気に見ていたらメンズシューズとしてよさげなスニーカーが載っていた。

で,価格を見ると,なんと¥381。なんなんだと思わずぽちってしまった。

しかし,配送料を見落としていた。¥1288もする。高騰マスクと同じではないか

と思ったが,中国からの郵送費+αとすればそんなものかと納得。

出荷連絡から16日で,郵送ビニール袋(箱ではない)の品物が郵便配達で届いた。

 包装からコストカットは凄まじく,包装材はなくビニール袋に入れられているだけ。

スニーカー自体も袋状の一体でベロ部分もない。踵部分もカップ状の補強がない。

 足の抜け止めと,靴紐掛けで飾りの厚手のビニールストラップが縫い付けてある。

袋状で切り欠きがなく,足の甲上部に偏った紐かけでつま先部分の締め上げが効か

ない。内面には当然スポンジ等の緩衝材はない。かかと部分が自立しない

ので靴ベラが必須だ。靴底はよくあるスニーカー底のように見えてコモディティ化

が進んでいるのかと思ってしまう。

足底に薄い下敷きクッションはあるがその他クッションはない。近距離の街歩き

あるいは近距離の使い捨てウォーキングシューズだろうか。少し長距離(10km)

を歩いてみると足に豆ができそうになった。感覚的には地下足袋をスニーカーに

仕立てたように感じた。さすがの中国でも人件費高騰で,単なるコピー商品では

ない物が作られているようだ。日本製では見栄えと評判そして履き心地を気にし

て踏み切れないだろう。

今,郵送費確認のためAmazon の該当商品を見たら,すでに¥881になっていた。

まあそれでも安価だが,さすがに様子見製品だったのだろうか。ステッチ縫いのと

ころが普通にミシン縫いになっている。